The PEACEBOAT voyages of SHY



イースター島
バルパライソを出航してから7日目の未明、トパーズ号はイースター沖に到着。
まだ明けない海の中にぼんやりイースター島は浮かんでいた。

まさに絶海の孤島。
イースターは、大きな船が接岸できないので「テンダーボート」と呼ばれる小船に分乗して上陸した。
波が高く長時間を要したので僕の上陸は2日目に。
「絶海の孤島で水浴」というオプショナルツアーを選択。
上陸後バスに乗り込みガイドの方の案内のもと、さまざまな「モアイ」を見学。
その歴史を教えてもらった。


約800年かかって築き上げられた「モアイ」の歴史は100年で消滅したらしい。
資料も僅かしかなく現在も発掘調査中で、
まだまだ解明されていない事が多いそうで、一番のナゾはどうやって「モアイ」を運んだか、であるらしい。
イースターの海にも「イラブチャー」がいた。沖縄でもよく見られる魚。
モアイを遠く眺めながらの海水浴は格別。
モアイは静かな眼差しで島を見守っていた。
先人達のくれた島への贈り物に思えて仕方がなかった。
いつの日か、又、会いましょう、「モアイ」。